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格安SIM vs 大手キャリアの通信速度の比較調査

いろいろなグラフ

ICT総研が格安SIMと大手キャリアの通信速度に関する実測調査のレポートを発表しました。

格安SIM vs 大手キャリアの通信速度の実測調査

ICT総研が2015年9月のレポートとして格安SIMと大手キャリアの通信速度に関する調査レポートを発表しました。

レポートによると、格安SIMと大手キャリアの通信速度の実測調査を行い結果を次のようにまとめています。

  • 大手キャリアの下り32.2Mbps 格安SIMは19.9Mbps
  • ワイモバイルの下り31.7MbpsでOCNモバイルONE、楽天モバイルより優秀
  • ソフトバンクがトップでauが次点
  • 名古屋と東京で下りに10Mbpsの速度差

今回のレポートでは、次のキャリアを対象にした調査となっています。

  • NTTドコモ(iPhone6)
  • au(iPhone6)
  • ソフトバンク(iPhone6)
  • ワイモバイル(Nexus 6)
  • OCNモバイルONE(ZenFone 2 Laser)
  • 楽天モバイル(ZenFone 2 Laser)

また、通信速度の実測に関しては東京・大阪・名古屋の主要な待ち合わせ120地点として、それらの結果をまとめています。

調査結果

次のグラフが調査結果をまとめたグラフになります。

格安SIM vs 大手キャリア通信速度

まとめのように、大手キャリア(NTTドコモ・au・ソフトバンク)の通信速度が良好な結果となっています。さらに、ワイモバイルも大手キャリアと遜色ない結果です。それに対して、格安SIMのOCNモバイルONEと楽天モバイルは大手に比べて半分から1/3くらいの通信速度となりました。

また、東京・大阪・名古屋の地域ごとの結果についても差が見られ、名古屋の結果が最もよく東京が最も悪いという結果になっています。

まとめ

一般に、「大手キャリアに比べて格安SIMの方が通信速度が遅い」と言われていますが、今回の結果はそれを表す形となりました。調査では格安SIMとしてOCNモバイルONEと楽天モバイルが対象でしたが、この2つでも差が見られたように、格安SIMを提供するMVNO同士でも通信速度に差が発生します。

また、データでは地域差によっても速度に差が見られましたが、実際には利用する時間帯によっても通信速度に差が発生します。特に、昼の休憩時間と夜9時頃あたりに速度が低下することが知られています。

今回の調査結果がすべてではありませんが、キャリアを検討する際の1つの材料になるのではないでしょうか。

おわりに

車と道路

格安SIMはNTTドコモから通信回線をレンタルする仕組みで、その通信回線をキャリアのユーザーで分け合って通信をしています。

通信回線を道路に例えるなら、NTTドコモのような大手キャリアは4車線のような幅の広い道路です。それに対して格安SIMはその1車線分をレンタルして運営するイメージになります。車(ユーザー)が多くなると、車線が狭いほど交通渋滞しやすく移動が遅くなります。これと同じことが携帯やスマホの通信回線で起こっているため、大手キャリアと比較して格安SIMの通信速度が遅いと言われています。

今回のデータでは格安SIMでも10Mbpsでしたが、混雑時間になると1Mbps程度になる場合もあります。いろいろなサイトやブログなどで各社の実測データを載せていたりしますので、気になる人はチェックしてもいいかもしれませんね。

格安SIM同士の通信速度については、次の記事で紹介しています。

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