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SIMロック解除して4G(LTE)通信が安定してきました(iPhone5s@Cellular Payload版APN)

SIMとSIM下駄

SIMロック解除をしたiPhone5s(SoftBank版)が最近4G(LTE)通信で安定してきたお話。

SIMロック解除したiPhone5sで4G通信

以前に、SoftBank版のiPhone5sをSIMアダプター(SIM下駄)を使ってSIMロック解除するお話を書きました。

今回のお話はその続きになります。お話のメインとなる内容は、APNにCellular Payload版を利用することです。

2015年9月以降の人に試した人はすでに対応済みかもしれません

今まではSIMロック解除して4G(LTE)通信すると圏外病

SIM下駄でSIMロックのかかったキャリア版(au版またはSoftBank版)iPhoneを使う時に、4G通信にすると電波を掴み損ねると『圏外病』と言われるモードになって通信が使えなくなっていました。そこで、この圏外病を避けるために泣く泣く4Gをオフにして3G通信にして安定をとる手法が主流でした。

4Gをオンにすると圏外病になってしまうのは、4Gの電波を拾わなくなったり電波の切り替わり時に通信が安定せずに電波を見失ってしまうというSIM下駄特有の現象でした。

この現象によって、SIM下駄でiPhoneを使うときは本来のiPhoneの能力を十分に発揮できないのが現状でした。

Cellular Payload版のAPNで4G通信が安定に

DMM モバイルのAPN

4G通信の安定化の秘訣がCellular Payload版のAPNを使うことです。

まずAPNですが、これは格安SIMユーザーなら避けて通れないもので、スマホでネットワーク通信を行う際に必要となるキャリアのネットワークの初期設定のことです。一般に、APNは契約した格安SIMから配布されていますので、ユーザーはそれを利用して初期設定をすることになります。

管理人がSIMロック解除の記事を書いた2015年の7月頃ですが、ちょうどその頃に「APNで通信の安定性に影響するのでは?」という話が出始めました。

SIM下駄を使うSIMロック解除の話をWebで検索すると「4Gが安定しない」「4Gだと圏外病になる」という記事をたくさん見かけます。実は、それらは次にお話する旧版のAPN(APN Payload版)に原因があることがわかってきました。旧版のAPNでは4Gの電波を掴めないときに3Gや他の周波数帯の電波を探しにいくのですが、どうやらその時に電波を掴み損なって圏外病になるようです。ところが、新版のAPN(Celluar Payload版)ではこの電波の切り替えがスムースにできるようになって、圏外病になりにくくなったようです。

最近の格安SIM会社が提供するのは新版のAPNになっていますので、最近SIMロック解除を試してみた人は問題なく4Gが使えるようになっているかもしれません。

Cellular Payload版のAPN

APNには次の2種類があります。

  • APN Payload
  • Cellular Payload

APN Payloadは旧版のAPNで、主にiOS7以前向けのAPNになります。それに対して、Cellular Payload版は新しいAPNで、主にiOS7以降で利用できます。

そして、どうやらCellular Payloadだと4GやLTEなどの高速通信で安定することがわかってきました。

上の2つの記事はIIJmioの技術者さんのブログです。最初がAPNと通信に関する検証をまとめた記事で、次が実験用のCellular Payload版APNを最初に配布したページです。

このIIJmioの技術者さんの取り組みのおかげでCellular Payload版APNだと4GやLTEの高速通信が安定することが認知されはじめてきました。どうやらiOS8以降では旧版のAPN Payloadだと通信が不安定で、Cellular Payload版に切り替えることをAppleも推奨していたようです。

mineoの悲劇

mineoは今でこそマルチキャリアですが、当初はau回線を利用した格安SIMでした。
au版のiPhoneユーザーに魅力的な格安SIMだったのですが、iOS8にアップデートすると通信できなくなる事態が発生し、ユーザー離れが発生しました。
これを危機に感じたmineoはdocomo回線も提供すると発表し、現在のマルチキャリアが誕生しました。
この『通信できない原因』が旧版のAPN Payload版だったからと言われています。

ちょうどこのCellular Payload版のお試しが出たのが2015年7月頃で、人柱的な形で配布されました。これが次第に反響を呼んで(mineoのau回線でもiOS8に対応なども)、iOS9と新型iPhone6s/Plusが出る9月頃には各社からCellular Payload版のAPNが配布されることとなりました(IIJmio、OCN モバイル ONE、DMM モバイル、U-mobileなど)。現在(2015年12月)では、ほぼすべての格安SIM会社が提供するAPNは新版のCellular Payload版になっています。

Cellular Payload版のAPNを導入

ここでは、Celluar Payload版のAPNを使う方法を紹介します。管理人の使っているDMM モバイルで紹介していきますが、APNの配布ページが異なるだけで、基本的には各社同じやり方でできると思います。

1点注意ですが、すでにSIMロック解除済のiPhoneでAPNを切り替えると、場合によってはAPN切り替え時に『圏外病』になる可能性がありますので、SIMロック解除の作業ができる環境で進めることをおすすめします。

APNの配布ページへ移動

まずは、APNの配布ページに移動します。DMM モバイルの場合は、下記にAPNの配布リンクがあります。

上のリンクをクリックすると次のようなページに行きます(ブラウザはSafariがおすすめです。他のアプリの場合はAPNをインストールできない場合があります)。

DMM モバイルのAPN配布ページ

iPhoneのSafariで先ほどのリンクに行くと、上の画面に行きます。該当するオレンジ色のボタンをタップするとAPNのインストールができます。他社の場合も同じように、APNの配布ページでAPNのリンクをタップするとAPNのインストールができます。特にCelluar Payload版の記載はありませんが、最近の各社の配布するAPNはすでにCellular Payload版のAPNになっています(Safari以外のアプリで行くとインストールできない場合があります)。

APNインストール画面

次に、上の画面のようにAPNのプロファイル画面になりますので、『インストール』をタップしてインストールしてください。警告が出るかもしれませんが、気にせずにインストール作業を進めます。もし、古いAPNが残っていたりしてインストールできない場合は、事前にそれを削除しておきます(削除は『設定』→『一般』→『プロファイル』→『構成プロファイル』を選択→『プロファイルを削除』)。

最後に『完了』をタップすれば、これでAPNの設定は完了です。他の格安SIMについても同じ方法で、APNの設定ができると思います。

APNが切り替わる時に圏外病になるかもしれないので、APNの切り替え作業はSIMロック解除できる環境でやりましょう(管理人も圏外病になりました)(^^;。

4Gをオンにする

まず、前提としてSIMロック解除ができていることとします。もし、SIMロック解除自体がまだなら先にSIMロック解除をしておきます。やり方は過去の次の記事に書いています。

もし、APNの切り替え時に圏外病になってしまった場合は

  • キャリアの設定の『自動』 → オフ → NTT DOCOMO(JP DOCOMO)を選ぶ
  • モバイルデータ通信の『4Gをオンにする』 → オフ

まずは上記の設定に戻した上で、再度SIMロック解除の手順を進めてください。SIMロック解除の時点では、やはりキャリアを固定して3Gのみにして通信する方が解除しやすいように思います。

4Gをオンにする

それでは、Cellular Payload版のAPNが導入できたので、いよいよ4Gをオンにします。上の画面のように『設定』→『モバイルデータ通信』→『4Gをオンにする』をオンにします。

設定としてはたったのこれだけです。ただ、事前に『SIMロック解除』というとても高いハードルがありますので、これをクリアできるかどうかが1番大変だと思います。

そして、すでに多くの4Gへ挑戦してきた人にとって怖いは、この『4Gをオンにする』ことです。管理人も4Gオンにして圏外病を何度も味わってきただけに、手順自体は簡単ですが心のハードルが高かったです。ただ、これをクリアできると4Gが安定するようになりましたので、ぜひ挑戦してみてください。

ちなみに、管理人的にはキャリアの『自動』はオフにしてNTT DOCOMO(JP DOCOMO)を選択して利用しています。

APN切り替えだけで4Gが安定

APNを切り替える』というたったこれだけの作業で4G(LTE)の高速通信が安定します。

管理人の場合も、すでに1月くらい運用していますが、圏外病などのトラブルに1度もなっていません。近くに県境の3Gと4Gが切り替わるポイントがあって、そこへ行くと旧APNでは圏外病になっていました。ところが、Cellular Payload版のAPNに変えた今では、圏外病にもならずに普通に使えるようになりました。そこをテスト場所と思って何度も訪れていますが、今のところ問題なく使えるようになっています。

さらに、4Gを常時オンにできたことで、電話の待ち受けもそのまま取れるようになりました(3G時点では、電話が直接取れなくてSMSに通知が来ていました)。

これで、格安SIMのDMM モバイルでiPhone5sをSoftBank時代と同じような使い勝手で使えるようになりました。

ちなみに、管理人の現状の動作環境は次のようになっています。

動作中の機能・状況一覧
端末 iPhone5s SoftBank
iOS iOS 8.3(12F70)
アクティベーションSIM iPhone5s SoftBank nanoSIM(もともとのキャリアのもの)
SIM下駄 R-SIM10
格安SIM DMM モバイル 通話SIMプラン 1GB (音声通話付SIM)
3Gデータ
3G通話
4Gデータ △→○(今回)
4G通話
テザリング

今までは4Gデータの通信で圏外病になることがありましたが、Cellular Payload版のAPNに切り替えてからは4Gも安定して利用できるようになりました。

3G通話に関しては、4Gをオフにした『3Gモードの利用時』に電話を直接受信できないので△としています(着信はSMSで通知が来ます)。

テザリングについては、脱獄してTetherMeというアプリを使って実現しています。それに関しては次の記事に書きましたので、そちらを参考にしてください。

圏外病になる可能性が0ではありませんが、今回のAPNの変更によってほぼ通常のiPhone5sとして使えるようになりました。

iPhone5sのこれまでの作業まとめ

SoftBankのSIMロックのかかったiPhone5sのこれまでの作業をまとめるとこんな感じです。

SIMロックのiPhoneのこれまでの作業
課題 対処方法 記事
SIMロック SIMアダプター(SIM下駄) SoftBank版iPhone5sをDMM モバイルで使ってみました(圏外病との戦い)
テザリング 脱獄 + TetherMe iPhone5sを格安SIM & SIMロック解除でテザリングしてみました
高速通信(4G・LTE)の安定 Celluar Payload版APN この記事( SIMロック解除して4G(LTE)通信が安定してきました(iPhone5s@Cellular Payload版APN))

SoftBank版のiPhone5sを格安SIMで使うにあたっては、SIMロック、テザリング、4Gの安定といくつか課題がありましたが、上に挙げたように1つ1つ順番にクリアしてきました。特に、SIMロック解除については手順の複雑さや圏外病という難問もあっていろいろ苦労したのも事実です。ただ、それらを乗り越えると今回のようにiPhoneを普段と変わらないように使えるようになりました。

管理人は通話をほとんどしないので、iPhone5sのままDMM モバイルへ移行できたのはラッキーでした。毎月の利用状況で報告しているように、SoftBank時代に7,500円かかっていたスマホ代が今は1,400円で済んでいます。スマホ代は毎月6,000円も安くなっているので、上で挙げたような苦労もありましたがお気に入りのiPhoneがそのまま使えてとても満足しています。

おわりに

Cellular Payload版のAPNへ切り替えるだけで、SIMロック解除のiPhone5s(SoftBank)で4Gの高速通信が安定して使えるようになりました。管理人的には3G通信だけでもそれほど問題ありませんでしたが、4Gモードにすることで電話の待ち受けもできるようになったのが大きな収穫です(以前はSMSの着信履歴を見てかけ直す必要がありました)。

『圏外病』の可能性が完全になくなったわけではないので、100%のSIMフリー機と比べると若干不安が残りますが、今まで使っているiPhone5sがそのまま普通に使えるようになったので、とれもうれしい気分です。

最後に、この記事が同じような状況で悩んでいる方にとって何か参考になることがあれば幸いです。

DMM モバイル

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月額料金

データSIM440円~

通話SIM1140円~

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  • IIJmioのもとで回線提供されているので、サービスや機能も高水準です。
  • 通話半額のDMMトークや専用アプリなども充実しています。

DMM モバイルのユーザー評価やレビュー

総合評価 4.4

料金5.0

通信4.3

通話4.5

サポート3.7

満足度4.7

女性

DMM mobile 女性 40代

料金5

通信5

通話4

サポート3

満足度5

格安SIMに変えて良かった事は、何といっても毎月の料金がぐんと下がった事。キャリアで契約していた時は月7000円程度を払っていたが、現在は毎月1500円程度(通話料が別途加算なのでその分の変動あり)で済んでいる。通信料は毎月必ず掛かるものだから、安ければ安い程良い。また、通信速度も心配していた程遅くなく、混む時間帯に若干感じる程度。通話音質も問題なし。田舎に旅行に行った時も電波が入るので問題なし。ただ、サポートがキャリア程手厚くない為、分からない事を自分で調べて対処出来ない人は不便さを感じるかも。

男性

DMM mobile 男性 30代

料金5

通信3

通話-

サポート3

満足度4

普段は家にwifiがあるため、それで事足りますが、たまに外で使うときは動画をみることがあるので契約しました。大手とくらべて格段に安いので、月々の支払いに、安心感があるところが一番の良いところだと思っています。

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