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3大キャリアに総務省が値下げと適正化を要請! SoftBankは5,000円プラン?

総務省が要請

総務省が3大キャリアへ値下げと適正化を要請しました。

総務省が3大キャリアへ値下げと適正化を要請

5回にわたって『携帯電話の料金』に関するタスクフォースが実施され、その結果を受けて12月18日に総務省が3大キャリア(docomo/au/SoftBank)へ値下げと適正化を要請しました。

安倍総理大臣から「携帯電話の料金が高い」という問題提起を受け、政府や通信事業関係者を集めてタスクフォースという形で現状分析や課題、改善に向けての提案などが検討されていました。

先日、5回目となるタスクフォースでまとまった話を受けて、総務省の高市早苗総務大臣から3大キャリアの社長(株式会社NTTドコモ代表取締役社長 加藤薫 / KDDI株式会社 代表取締役社長 田中孝司 / ソフトバンク株式会社 代表取締役社長兼CEO 宮内謙)へ直接要請がされました。

内容は以下3点について、各社へ要請されています。

  1. スマートフォンの料金負担の軽減
  2. スマートフォンの端末販売の適正化
  3. 取組状況の報告

これを受けて、ライトユーザーや長期利用へ向けたプランの検討や、端末と通信料金の切り分けの明確化、高額な購入補助の見直しなどを各社が検討することになります。「2016年1月末までに取り組みの報告をすること」となっているので、年明けには新料金プランや新しい取り組みの話が出てきそうです。

SoftBank

この件を受けてSoftBankでは1GBが5,000円以下のプランも検討されているようです。

おそらく、他社も同様なプランで追随すると予想されますので、注目していきたいところです。

追記

SoftBankの5,000円以下プランが正式に登場しました。

以下では、総務省がまとめた取組方針と各社への要請についてもう少し詳しく紹介していきます。

スマートフォンの料金負担の軽減及び端末販売の適正化に関する取組方針

総務省が今回のタスクフォースを通じて取りまとめた資料が次になります。

内容は次の2つ構成にまとめられています。

  1. 趣旨
  2. 具体的施策

趣旨では「スマホ普及のためにライトユーザーや長期利用者の負担軽減が必要で、さらに端末と通信の料金が不明瞭なので改善が必要」となっています。特にMNP(電話番号ポータビリティ)に代表される高額な端末割引が要因となって通信料が高止まりして、ライトユーザーや長期利用者の負担になっているばかりでなく、MVNOの新規参入や成長の阻害となっているとまとめています。

上記の趣旨を受けて、次の3点を施策に挙げています。

  1. スマートフォンの料金負担の軽減
  2. 端末販売の適正化等
  3. MVNOのサービスの多様化を通じた料金競争の促進

1つ目として、ライトユーザーや長期利用者などにも対応した料金プランの導入です。2つ目には、端末と通信の契約が一体的に行われる際の料金の明確化とMNP時の補助金を適正にすることです。3点目としてMVNOの促進により料金競争を図ることが明記されました。

各施策には報告義務も明記され、具体的な取り組みや数値的な内容も総務省に届けるように要請されています。

上記の取組方針では、『iPhone 0円』に代表されるような過渡な端末の割り引きによって、高額な通信料を見直す狙いがあります(端末の割引が通信量に転嫁されているため)。さらに、これによる負担の大きいライトユーザーや長期利用者向けの対応も要請項目に挙がっているので、近々、各社からこれに合わせた新しいプランが出てくることが予想されます。

スマホを見て悩む

3大キャリアの社長への要請

総務大臣が3大キャリアの社長へ次の内容で要請しました。

先ほどの内容を受けて、各社の社長へ上で挙げた次の内容で要請しました。

  1. スマートフォンの料金負担の軽減
  2. スマートフォンの端末販売の適正化
  3. 取組状況の報告

各社の社長へ直接の要請ということで、何らかの形で各キャリアが対策をした上で新しいプランやサービスを提供することが必須となった次第です。要請の中では、平成28年(2016年)1月末までに取り組み状況の報告を要請していますので、それまでに具体的な形として各社から発表されると思われます。

おわりに

総理から「家計に占める通信費が高い」ということで鳴り物入りで進められてきた携帯電話料金の見直しですが、いよいよ具体的な形で総務省から各社へ要請という形で指示が出ました。これを受けて3大キャリアは具体的な新プランや割り引き体系の見直しが進められそうです。

政府が市場へ直接介入するのもどうかとは思いますが、3大キャリアで市場競争がうまく働かない現状では仕方がないかもしれません。特に、スマホは国民にとって必需品になりつつありますので、これを機会に競争が促進されて価格低下や新しいサービスの登場を期待したいところですね。

さらに、端末と通信の分離が進んで行けば格安SIM(MVNO)へ移行するユーザーも増えることが期待されますので、今まで以上に格安SIMが使いやすくなることを期待して見守っていきたいと思います。

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